大坂なおみ 二重国籍 日本国籍取得手続き

女子テニス世界ランキング3位(2019/10/7現在)の大坂なおみ選手が、日本国籍取得の手続きを進めていると報じられています。

これで、大坂なおみ選手は、二重国籍問題に終止符を打つと同時に、2020年の東京オリンピックにも日本代表として出場することがほぼ確実となりました。

大坂選手は、1997年10月16日大阪生まれで、3歳よりアメリカに移住したため、日本国籍と米国国籍を持っています。

naomi japanese nationality.jpg

日本政府は二重国籍を認めていないため、22歳までに国籍の選択を求められます。

大坂選手は、今年22歳の誕生日を前に、日本国籍取得を決めたことになります。ちなみに、日本の法務省は、22歳までに国籍を選択していない場合、日本国籍を失うことがあると注意を促しています。

そもそも、冒頭で「二重国籍問題」と書きましたが、問題なのは日本の国籍法での範疇。世界的にみると、重国籍を認めている国は、北米やヨーロッパの先進国を含めて60ヵ国もあるのですが・・・

大坂選手が日本国籍を取得しても、引き続き米国国籍を保持することは可能です。もし仮に、米国国籍を離脱しても、これまで通り米国に住むことに問題はないでしょう。なぜなら、大坂選手は、既に有名な世界レベルのプロテニス選手である為、米国での永住権はさほど問題無く取得可能だからです。

大坂なおみ選手のオリンピック出場資格で、国籍問題はクリアされそうです。しかし、大坂選手の場合、出場資格については、もう一つの問題をクリアする必要があります。

それは、女子の国別対抗戦フェドカップに、日本代表として残り1回出場する必要がある事です。

男子の国別対抗戦デビスカップと同じく、女子のフェドカップも、世界ランキング上位の選手になればなる程、国別対抗戦には出場しない傾向があります。

テニスはシーズンオフのない過酷な日程である為、個人成績を重視する世界ランク上位の選手たちは、国別対抗戦を優先する余裕がないのが理由です。

それでも、大坂選手の場合、もう1度だけフェドカップに出場すれば良いだけなので、この問題がクリアされるのは時間の問題でしょう。

来年、大坂なおみ選手が、男子の錦織圭選手と共に、テニス日本代表として金メダルを取る姿を、日本のテニスファンは切に願っているに違いありません!